住宅の塗り替える箇所ってどこ?
2017年3月28日 塗替え豆知識
お住まいを守る塗り替え工事
外壁・屋根の塗り替えも、見た目の美しさのためだけでなく、「お住まいを守るために塗り替える」というのが一番の目的です。塗り替え工事を成功させるために、依頼する方も、事前に知っておくとよい知識や押えておきたポイントをご紹介いたします。
どの部分を塗り替えるのかは、もちろん施工業者が必要な判断を行いますが、適切な工事を進行させるためには、依頼者であるお客様側も、基礎知識は覚えておくと理解が深まり、疑問や質問などもスムーズに行えます。
ここでは戸建て住宅を例にカンタンにご紹介します。
1.屋根
瓦屋根、スレート屋根、トタン屋根などの種類があります。瓦の場合、陶器瓦を塗装する場合は専用の塗料が必要です。
2.外壁
窯業系サイディング、モルタル、コンクリート、ALCなどさまざまな材質があり、特に塗り替えメンテナンスを必要とする箇所です。
3.基礎
コンクリートなどで地面に直接面しているため、水分の影響を受けやすく、カビや汚れ、ヒビなどを目にすることもよくあることです。塗料を塗る場合は、選定をしっかりする必要があります。
4.その他付帯部
雨どい、軒天(屋根の下部分)、きりよけ(窓の上部分)、小庇、破風板(屋根につけられる山形の隠し板)など、付帯部の塗装は、下地が木部か鉄部かや塩ビ、サイディング等、様々な材質と現状の劣化状況により、塗装前に補修作業が必要になってきたり、塗料や施工方法が異なります。