施工費用と保証について

塗装工事の保証について

今泉建装は、長年外装塗装工事に携わってまいりました。

最近、各種建築工事に関して、ホームページや新聞広告、折込チラシ等で保証期間についてよく明記されているのを目にします。その中で塗装工事、保障3年～10年と言った保障期間を記載をされている塗装業者様や工事施工業者様も多く見受けられます。ここでは、今泉建装の塗装工事の保証についてご説明させていただきます。

私たちは、建物を拝見しないでの一律の保証期間を安易に明言いたしません。
えっ！それじゃ、何を信じるのよ？と不安に思われるかもしれません。 でもそれには理由があるのです。

塗装工事に関して私たちの経験からお話しいたしますと、お客様からの塗装工事のお見積依頼やお問い合わせは15年～20年前後の築年数がもっとも多くご相談を受けます。

その中で当今泉建装の所在する新潟市江南区をはじめ、新潟市周辺の一般住宅では、外壁材として窯業系の防火サイディングが大半をしめており、ご依頼頂く塗装工事の中で、この防火サイディングの場合は、窓下、目地の間、北西面は特にサイディングの腐食が多く見受けられる箇所です。

この年数を経て腐食が目立つ外壁の部分は、仮に目地処理だけ行って塗装をしても、しばらくすると劣化が進んでいた外壁部分の塗装が剥げる、あるいは劣化部分ごと一部の外壁がはがれ落ちるなど、せっかく費用をかけて外装塗装をしても寿命の短い、後悔の残る結果となってしまいかねません。

外壁塗装は、時間が経ってはじめてその評価が問われる工事でもあるのです。私たち今泉建装は、そのことを長い外装塗装工事の経験から、痛いほど感しております。 腐食部分を貼り替えずに失敗

そのため私たちは、せっかくの塗装が1日でも長く維持できるように、このような腐食が進んだ箇所は、部分的に貼り替えをお勧めしており、その後、塗装工事を行うという手順を踏んだ方が結果的にお客様にご満足頂けるケースを何度も経験しております。

小針や青山、寺尾など新潟市の中でも海風を受ける地域に建物がある場合など、地域的に劣化の要因が懸念される場合もあるでしょうし、建物によっては、たとえ年数は15年でも全体的に劣化や腐食の進度が比較的少なく、これはいけるな！と判断して下塗りから塗装作業に入れる建物もあれば、劣化が著しく、そのまま塗装しては長く持たないなあ・・・、と思われるケースもあります。

全体費用が少しかかっても、一部の劣化した部分の外壁を貼り替えてから、全体塗装をしたのか？それとも15年以上経って傷んだ部分をそのままに、すぐに下塗りから塗装作業を行ったのかなど、建物の状態はみなそれぞれ違いがあります。

外壁すべてを同じ塗料を使って塗装するとしても、ただ、単純に保証10年と言った「ひとくくりの記載」では、表すことはできないのが現実です。

私たちは、お家や建物の状態を正確にお客様にお伝えするために、外壁塗装工事の安易な保障を売りにした記載は控えております。
それでは保証はしないの？と不安になられる方もいらっしゃることでしょう。 ご安心ください！そんなことはありません。

私たちは、実際に塗装する建物を拝見させて頂いた後、お見積とともに保証期間などの資料をご提出させて頂き、その説明もしっかりさせて頂きます。

また、塗装工事終了後には、工事報告書を作成してお客様にお届けいたします。 これは、工事を行った建物の共通情報をお客様と私たち今泉建装が持つことで、次回の補修にも役立てて頂きたいと考えているからです。

お客様のお家や建物を腐食や劣化から守り、大切な資産の保全にも塗装工事は必要な作業であることをご理解いただきたいと考えております。

長く続くには訳がある！

今泉建装は1971年から現在まで50年以上の歳月をこの新潟でお客様とともに外壁塗装に携わってきました。地元で長く塗装の仕事を続けてこれた理由は、施工職人の経験が裏付ける安心の技術力、今日まで培ってきた豊富な経験の継承と実績、人件費や広告宣伝費などを極力抑えて、地道に小さな施工業者だからこそできる良心的な価格とコストパフォーマンスの高い施工にあると私たちは考えております。

派手さや多弁な営業活動は苦手ですが、どうか、私たちの経験を皆様のお家や建物の維持管理にお役立てください。

板金工事の保証について

今泉建装でお受けする施工の中で、板金工事に関しての保障は塗装工事とはまた別の内容のため、メーカー保障に基づき期間をご提示いたしております。